ノマド探求

二次元移住準備記

試験勉強をしていない。

来週,基本情報技術者試験を受ける。通勤電車の中で過去問をやっている以外に,特に試験勉強をしていない。試験勉強ができないのではなく,ただやっていないだけだ。午後の問題に関してはSQLの本を一冊読んだ限り,全く手をつけていない。午前の問題にしても,二進数の変換方法など計算問題は勉強していない。今後も日本に住む限りはIT業界で働く以外にまとまった金を稼ぐ方法はないと思うが,別段,パソコンをいじるのが好きなわけでもないし,できれば無職のまま旅行していたいと思っているので,そこまで身が入らないでいる。英語は好きな映画とか小説を原語で楽しみたいという,30年来の悲願があるので,継続して勉強する意欲はある。ITの勉強をしなくてはと思っているのだが,時間を確保していないし,勉強していても集中力がすぐに切れてしまう。とりあえず,あと一週間はまじめに勉強して,次につなげたい。

移住先で何の仕事をするか。

そろそろ,移住先で仕事を探すための準備を始めることにした。しかし,何をしていいのかよく分からない。とりあえずネットで調べた限りでは,タイだと日系IT企業の営業か居酒屋の店長ぐらいしか仕事はなさそうだ。それでも営業か店長の仕事があればマシな方で,何も仕事がなければコールセンターで働かざるを得ないだろう。ベトナムだとSEなんかの仕事もちょくちょくあるみたいだ。

タイで現地採用で働く場合は5万バーツから7万バーツぐらいが給料の相場で,日本円だと15万円から20万円ぐらいになる。家賃の相場を把握できていないので感覚としてぱっとしないが,タイではそこそこの給料なのだそうだ。それでもバンコクの物価を考えると,屋台で食べるチキンライスが120円から150円ぐらいなので,決して豪遊できるような稼ぎではない。日本人が考える東南アジアでの暮らしは,ほぼ駐在員並みの給料がもらえることが前提となっている。コールセンターだと相場が時給200バーツぐらいだから,月給で3万バーツつまりは12万円ぐらいなので,この稼ぎだとほぼ日本のコールセンターで働くのと同じぐらいの生活水準になるだろう。コールセンターで働く場合はワーキングホリデーだと割り切り,貯金の切り崩しを覚悟することになる。

移住先で何か商売を始めるという手もあるが,売り込める技術と知識はないし,人脈を作るところから始めるならかなり厳しい。実際に始めるのであれば,比較的敷居が低い日本人相手の居酒屋か民宿になる。ただ,初期投資にあれこれかかるし,リスクが高い割にはリターンが少ない気もする。初期投資がかからず身一つで働けるノマドワーカーが理想だけと,あれは情報商材で稼ぐ人が宣伝のために作り上げた理想像で,実際に稼げる給料などスタバでMac広げている程度では小遣いにすらならいだろう。人並みの給料を得ることができるには,それこそハッカーかベストセラー作家並みの仕事ができないと,住所不定の人間にはまともな金など稼げそうにない。ハッカーやベストセラー作家自体,理想像に過ぎないのかもしれないけど。

日本で稼いで貯めたお金を元に海外で暮らす外こもりの方法を取るか,それとも現地採用でまともにコツコツと働くか,一念発起して現地で商売を始めるか,半年ぐらいは移住先で生活しながら様子を見てみたい。それでも半年食いつなぐだけど,ある程度まとまったお金が必要になる。

あまり勉強ができていない。

四月に基本情報技術者試験を受けるのだが,テスト勉強をあまりしていない。少し前までは仕事が忙しく,通勤電車に乗っている時間がそのまま勉強時間となっていた。しかし,最近は仕事がほぼ定時で上がれるようになってきたので,帰宅後に勉強するつもりではいるのだが,いつもダラダラとYouTubeなどを観て過ごした後に寝てしまう。休日に勉強するかといえばそんなことはなく,掃除洗濯などの家事を済ませた後はとっとと家から出て,スーパー銭湯に行ったり飲み歩いたりしている。

毎回のことながら自分の意志の弱さに辟易するも,ある意味愛嬌のない部分を補っているとして,まぁいいかなと思ったりもする。しかし,効率優先で生きるのも味気ない人生であることは確かだが,ここ一番で踏ん張らないとただの懈怠に沈む駄目人間になってしまうのも確かだ。今日も家に帰ったら勉強をしようと決めていたが,眠くて仕方がない。

せめて,午前の問題だけでも合格できるように,あと二週間強を頑張りたいものだ。午前の問題には過去問だけで対応するつもりだ。午後の問題のためにSQLアルゴリズムの本を買ったのだが,さらりと読んだだけで身についていない。せめて,データベースとネットワークの問題だけでも満点を取ろうと思っているので,なんとか復習したいのだが時間を上手く作れないでいる。