ノマド探求

二次元移住準備記

英検一級の結果。

今月の初旬に受けてきた英検一級の結果が返ってきた。予想通り,不合格だった。しかも,正解率は半分以下という,厳しい現実を痛感させられる結果に終わった。

試験の準備期間は基本情報技術者試験が終わってから,約一ヶ月半しかなかった。試験対策が不足していたのは否めない。しかし,仕事で英語を使っているし,英語の勉強は十年以上も続けてるので,正直もう少し点数が取れててもいいはずだ。前回,前々回に受けた結果と,たいして変わりないということからも反省が必要だ。

正解率は,リーディングが44%,リスニングが41%,ライティングが47%だった。リーディングの正解率が低いのは英単語がボロボロだったからで,そこそこ合格点に届く可能性は見えた。リスニングは戦意喪失状態で受けたので,まぁ,こんなもんかという感じだが,日常会話の問題だと一問しか正解していなかった。TOEICでも日常会話の問題が弱いので、今後は重要的に勉強していきたい。そもそも,細かいところまで聞き取る能力が不足している。ライティングに関しては、根本的な対策が必要かな。

リスニングは通勤時間に歩きながらBBCを聞き流しているだけなので,きちんと時間を確保して聞き取る練習をしないと,いつまで経っても合格点に届かない気がする。ライティングに関しては,仕事で普段から英文を書いているが,やはり単語量が不足している。しばらくは英検を受けることはないが,この辺を意識して英語の勉強を続けていくつもりだ。

どこに移住するか。

副業が上手く回り始め,生活費の心配がなくなった場合,どこに住もうかと考える。不労所得があれば,仕事がありそうな都市部だけでなく,静かな山間の町や南の島などにも住むこともできる。

日本を離れる目的は,海外を歴遊している間に社会性を濯ぐことと,幸せな気分で死ねる死に場所を探すことでだ。そんな場所が見つかれば,そこに移住しようと思っているが,そもそもどういう条件であれば幸せに死ねるか,よく分からない。そんな場所はないかもしれないし,どこまでいっても日本人なのだから,結局は日本で死ぬことを選ぶかもしれない。それでも,一度は探してみる価値があると思う。

今のところ東南アジアが物価も安いし,気候も自分に合っているので最有力だと考えているのだが,それは探してみないと分からない。二十代の頃はプラハなどの東欧の街が持つ静穏な雰囲気に妙に魅せられて,良く旅行をしていた。それが三十代に入るとタイの雑多な雰囲気に魅せられていった。四十代になり,また感覚が変わり,どこか違う街に魅せられるのかもしれない。

日本を離れる前に,どの辺を回るか下調べをしておくつもりだ。ガイドブックを読んでもいいし,料理屋に行って自分に合う料理を探してみるのもいいし,何かしらの情報は入手しておこうと思う。

 

副業を探す。

移住後も断続的に収入を得られるよう,場所を選ばずに働くことができる副業を探している。去年の計画では,今頃は副業で僅かながらも稼げており,徐々に稼ぎを大きしていく予定だったのだが,稼げていないどころか副業を始めてすらいない。稼げる仕事が見つかっていないことが,大きな理由だ。

副業を探し始めた去年の年末辺りは,稼ぎが不安定な投資とアフィリエイトはやらないと考えていたのだが,どうやら投資かアフィリエイトで稼ぐしか選択肢はなさそうだ。なんだか嫌な予感しかしないが,痛い目に遭うまでやってみて,それから駄目かどうかを判断することにした。何か専門分野で該博な知識があり,納期がそこそこ長そうな出版翻訳であれば,翻訳で稼ぐことも有力な候補だと思う。しかし,専門的な知識は何もないし,英語力もこの前の英検一級を受けた感じだと理想通りには伸びてくれていない。

アフィリエイトで稼ぐため,何の情報サイトを建てようか思案している。英語力を活かしたいので,英語での情報量が豊富な分野か英語を使わないと情報を入手しにくい分野を対象にしようと考えている。そうするとITの分野が有力なのだが,あまり興味がないせいか,どうも食指が動かない。投資の分野であれば,そこで得た情報を使って投資で稼げる可能性もあるので一挙両得になる。他には洋ゲーとかエロサイトとか色々と考えているけど,イマイチぱっとしない。

当初は今年の六月末で派遣の仕事を辞め,七月から移住するつもりだったが,色々と紛糾し仕事を辞めるのは九月末になってしまった。準備期間の三ヶ月強で稼げるようになるとは思わないが,せめて情報サイトを立ち上げられればと思う。