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ノマド探求

海外移住準備記

仕事の英語とテストの英語。

移住の準備というより,日本を離れる準備だと思って仕事をしている。日本に帰ってきた時に最低限の文化的な生活を確保できるよう,すぐに仕事にありつける商品価値は身につけておきたい。今まで正規雇用で働いたことのない気ままなプー太郎なので,それなりの仕事しかないことは承知の上だ。それでも不惑のお年頃になった今は,日本にいる限りは,覚悟を決めて一生派遣で食べていくしかないんだよね。

群がる負け犬同士で仲良く餌を分け合えればいいが,餌場に招かれる派遣社員の数は限られている。食いっぱぐれないために餌場に潜り込む武器の一つが英語だ。しかし,勉強意欲を維持するのには色々と難儀している。経験からは,とりあえず英語を使ってみることが,意欲を維持する上で一番効果的だと思う。旅行に行くなり英語の本を読むなりして,その経験を勉強方法や勉強方針に還元するのがいい。仕事で英語を使ってみた経験を還元すれば,文法しかり単語しかり英語の基礎の基礎を頭にたたき込まないと使えないということだ。TOEICマークシート方式なので運に任せて選べばいいし,そもそも前後の文脈から何となく解答を導き出せることがある。これが仕事になると,憶測で済ませた場合は結構なリスクを取ることになる。それと英語で意思の疎通を図る時は,相手が英語を母国語にする人でもしない人でも,難しい英文は使わない方が賢明だ。つまりは憶測させないようにする。この自明とも思われることが,とても難しい。

帰国子女とか留学経験があって英語を母国語とする人に矯正してもらった人は別として,日本で勉強しただけだと思い込みの英語を使ってしまうことがよくある。日本人が読みやすい英語,そして日本人しか読めない英語がそれだ。和製英語という意味ではない。日本語で考えた文章を英語に直した時に意味不明な英語になっていることが多々あるのだ。英語の文法は間違ってはいないけど従来の使い方とは違うし,そもそも英語の表現としては明らかに違和感がある。いや,違和感ではなく英語ではない。日本語の文章から助詞と句読点を取り除いて,英単語に置き換えたような文書を思い浮かべて欲しい。不動産屋のおしゃれマンションのチラシを読んでみれば想像がつくと思う。これを防ぐには簡素な英文を連続して使い,伝えたいことを徐々に絞っていくことだ。例えば,時間と場所を指定し,そこでやることその理由を伝える場合は,三つの文章に分けて伝える。まず,やることを指示する。それから時間と場所を指示して,最後に理由を述べるのがいい。こうすれば,時制や文型などが狂うことはあまりない。ちなみに最初に理由を述べると日本人ぽいような気がする。

簡素な英文を書くには基本的な文法と単語で充分なのだ。ただし,その基本的な文法を徹底的に掘り下げて身につける必要がある。単語もなるべく意味が限定された単語を使う方が良い。何通りにも使える単語は誤解を招く。例えば,as とかはかなりやっかいな単語だと思う。まだ,仕事で英語を使い始めてから一年も経っていないので,自分では気づかないことが多い。これを指摘してくれる人を探すことも,英語の能力を向上するためには必要だな。