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ノマド探求

海外移住準備記

移住地について。

移住の準備を進めているが,移住先はまだ決めていない。日本を離れた後,しばらく諸外国を漫遊して居心地の良い所を探そうと思っている。都市部などの比較的仕事を探しやすい所に滞在しながら,現地の人が日常生活を送る市場などを巡って,生活費がどのくらいかかるのか調べるつもりだ。物価が分かれば稼がなくてはいけない給料が分かるし,貯金を崩して生活するにしても宿無しへのカウントダウンができる。

最初に向かう国は東南アジアの予定だ。タイには十年前ぐらいから一,二年ごとに旅行をしているので,ある程度の物価や生活感が分かる。タイの近隣の国もシンガポールを除けば,物価などは大きく変わらないだろうから,東南アジアが移住先としては好ましい。タイの物価に関しては1バーツを10円に換算すると感覚で理解できると言われている。例えば,ご飯の上に茹でた鶏肉がのった料理だと,バンコクの屋台で30バーツから40バーツぐらいで食べることができる。日本だと400円で食べられるご飯は牛丼やハンバーガーなどのチェーン店のジャンクフードかコンビニ弁当ぐらいだが,タイは屋台が充実していて店を選べば日本のラーメン並みの品質でご飯を食べることができるのだ。時給100バーツでフルタイムの仕事を見つけられれば,ひとまずはひもじい思いをしないで済むだろう。ただ,一年前に旅行をした時はスターバックスのコーヒーは90バーツだった。現地の物価からするとかなり高い。一杯900円のコーヒーを飲まないと文化的な生活が送れないような人間ではないので無視できるが,日本の感覚をそのまま持ち込むと驚くことは多々あるかもしれない。逆にパパイヤのサラダなんかは日本だと1000円ぐらい取られるので,どっちもどっちか。

住む場所については何も情報を持っていないし,まだ考えていない。どのぐらいのお金を出せば,居心地の良い寝床を確保できるのだろうか。旅行中は薄汚い安宿を泊まり歩いていたが,そこに長期滞在することを考えると気が滅入る。東南アジア独特の気候のせいか,お金をかけただけお風呂や便所などの水回りに顕著に差が現れる気がする。現地だけの稼ぎで家賃が充当できればいいのだけど,当分は持ち越ししてでも快適に過ごして,生活が修行になることは避けたい。幸せな気分で目が覚めて,まどろみの中で生きている充実感を味わえる生活が送りたいから日本を離れるのだ。ここ最近は朝起きると溜息しか出ない。死ぬまで溜息をつきながら生きるのは嫌なので,いつも幸せな気分でいられる場所に移住したい。もし,そんな場所が常世にしかないと分かれば,そこに移住するのもいいとしよう。