ノマド探求

二次元移住準備記

基本情報技術者試験の結果。

四月に受けた基本情報技術者試験の結果が出た。予想に反して受かっていた。

試験勉強はしていたけど,午後の問題のアルゴリズムとプログラミングに手が回らず,午前の問題だけでも合格していればいいかなと思っていたので,予想外の結果だった。合格したことは素直に嬉しいけど,拍子抜けしたというか,不完全燃焼感が半端なくある。履歴書に書くためと言うよりも,ITに関する体系的な知識を補うことが目的だったので,今回手が回っていない分野を中心に勉強は続けていくつもりだ。

合格点が午前と午後ともに60点で,結果は午前が65点,午後が60.5点というギリギリの点数だった。運で受かった部分が大きい。マークシート方式だったので,苦し紛れの選択がたまたま合っていたのだろう。しかし,たまたまと言っても闇雲に選択したわけでなく,設問者の心理を読み誤解答をできるかぎり排除した上で選択する,心理戦に徹した末の合格だ。自信を持って解答できたのは少なく,特に午後のアルゴリズムとプログラミングについては問題というより日本語が良く分からなかった。そこで,問題文の行間から,正解を選んでもらうことを素直に願う誠実な教育者タイプか,それとも誤解答を誘い密かにほくそ笑む底意地の悪い陰険者タイプか,などのその設問者の性格を見抜くことで,どれが誤解答かを判断し,正解率を上げる戦略を取った。二十歳そこそこの若者にはできない,四十歳を超えたナイスミドルだからこそできる戦略だろう。ITスキルではなくヒューマンスキルのなせる技だ。

ともかく,これで移住までにやろうと決めていた三つのうち,履歴書の再作成とITの検定の取得という二つは達成することができた。あとは,副業を見つけることだけだが,これについても徐々に具体的な方向性は固まりつつある。