ノマド探求

海外移住準備記

ワークライフバランス。

派遣のサイトを見ていると,時々,ワークライフバランスを謳って勤務時間を短縮した求人を見かけるようになった。仕事以外の生活を充実させるためには,確かに勤務時間を短縮するのも一つの手だと思うが,精神的な観点からもこの概念を復旧させて欲しいと思う。

最近,マクドナルドに入ったら,顧客対応に関する密告推奨シールがテーブルに貼られていて驚いた。高級レストランならまだしも,ファストフードは力を入れるところが違うだろうと。パワハラとかモラハラとか,社内の人間関係には意識を向けるようにはなったけど,対顧客に対してこの意識が延長させているかというと,多くの企業では未だに腫れ物に触るような扱いになっている。払われたお金の対価として商品とかサービスがあるんだから,お金以上の物を与える必要はないし,執拗に要求するなら切り捨てるぐらいの企業文化を作って欲しい。日本の生産効率が上がらないのは,労働時間の長さと同じく,この卑屈なまでの姿勢も大きな原因だと思う。コンビニとかファストフードなんか商品を投げるぐらいのサービスレベルでも特に問題ないと思っている。

舶来の概念を導入したはいいけど,カタカナのままの概念は本来の意味から外れた素っ頓狂な物が多い。理不尽な顧客に対しては塩撒いて蹴り飛ばす対応こそが,"グローバル"な"スタンダート"ではないか。他の先進国と比較して賃金の安さだけが指摘されているが,無形のサービスが賃金に載っていないから安いと思うし,それこそ貰う賃金分以上のサービスを提供したら無給で働くのと同じことだ。お金を稼ぐために働いているんだから,スマイルを0円で提供する必要なないし,企業もきちんと給料に上乗せして払うのが職業倫理だろう。