ノマド探求

二次元移住準備記

ノマドガジェット。

喫茶店デビューに向けて、持ち歩くためのノマドPCを用意する。ノマドPCを使う環境と目的から最低限必要な条件を最初に決め、その条件を満たしたノマドPCを調達することにした。

ノマドPCを使う環境だが、ホームレスになった時のことを想定する。自宅にPCや予備の部品を保管することができず、常にPCを携行している環境だ。ホームレスもバックパッカーも大きな違いはない。そのまま海外にも持って行けるホームレス仕様のPCがあれば、仕事ができる場所は確実に広がる。使用目的は小説の執筆とブログの更新作業だ。小説の執筆は、DTP作業はしないのでテキストエディタがあれば十分だ。ブログはWebブラウザーで更新する。Photoshopなどの特に決まったソフトウェアを使う予定はないし、性能が低くても問題はないので、OSと筐体の選択肢は広い。とりあえずノマドPCはワープロとして機能すればいい。資産管理などのセキュリティへの配慮が必要な作業は、すべてスマートフォンでやるつもりだ。

ノマドPCに求める必要条件は三つある。第一の条件は、当たり前だが持ち運べることだ。PCを持ってどこかに行くことを想定しているので、携行性は無視することができない。そのためノマドPCはノートパソコンであることが前提になる。MacMiniなどの小さいデスクトップPCであれば、頑張って持ち運ぶこともできるだろうが実用的ではない。第二の条件は、サポート体制が十分整っているメーカーのPCということだ。もしくは、自分で故障した箇所を交換できるぐらいに整備が容易なPCでもいい。性能が良くても故障してから復旧までに時間がかかれば、それだけ作業に支障が出る。小さいメーカーの場合は、海外で壊れた時に最悪サポートが期待できなこともある。第三の条件は、筐体の堅牢性とOSの安定性に配慮し、故障しにくく安定した稼働が期待できるPCだ。筐体は値段に比例するだろう。OSは特定のハードウェアに特化したMacOSが安定していると思う。筐体を選ばないWindowやLinuxも選択肢として残る。この三つの条件を満たした上で、あとは財布と相談して好みで選ぶことにする。

スタバにいるノマドワーカーは、Mac bookを使っている人が多い。ハイスペックPCとUnixを組み合わせた安定性は魅力があり、Facebookとかブログの更新とかであっても無難な選択だと思う。ただ懐事情を考慮しつつ前述の必要条件を満たすとなると、OSはLinux、筐体は三万円台の格安なものにしようと思っている。安い筐体を使うのは、壊れたら修理せずに新しいPCで代替し、メンテナンスフリーを狙っているためだ。

当面は壊れかけのボロいノートパソコンにUbuntuを入れて評価運用をするつもりだ。LinuxUbuntuだけではなく、Arch LinuxとかLinux Mintとかも試してみたい。TATEditorという縦書き用のテキストエディターで小説を執筆しようと入れてみたが、日本語のIMEがなぜか動かない。色々と問題点は出てくると思うので、ノマドPCを購入する前に洗い出したい。