ノマド探求

二次元移住準備記

講師との相性。

オンライン英会話を始めて一ヶ月を過ぎた。レッスンは一人の講師が専属して受け持つわけではなく、レッスンを受けたい時間帯に予定が空いている講師がレッスンを担当する。講師の予定は予めWebサイトで公開されており、レッスンをお願いする講師を決めたら事前に予約をする仕組みになっている。毎日レッスンを受けようとすると、必然的に色々な講師からレッスンを受けることになる。今までに二十人ぐらいからレッスンを受け、段々講師との相性が分かってきた。

講師は二十代の学生から五十代の主婦まで、色々な人がいる。男性も女性もいるが、女性の方が登録している人数は圧倒的に多い。三十分の空き時間があれば自宅で仕事ができるので、主婦が多いのだろう。たまに男性で専業の講師もいるが、あまり相性が良くないので避けるようにしている。私は四十から五十代の主婦を講師に選ぶことが多い。講師にもよるけど、こちらが上手く英語で伝えることができない時、聴き取る努力をしてくれるのは、圧倒的にこの年代の主婦が多い気がする。

初心者歓迎マークを掲げている講師の中にも、感情を露骨に表す人がいて参る時がある。これも試練と考えてなるべく言い返すようにはしているが、疲れた時などは優しいマダムからレッスンを受けたい気持ちになる。考えてみると、小さい子供と英語の初心者への接し方は似ているのではないだろうか。子供を育てるうちに、子供が伝えようとすることを理解し、子供に伝えたいことを理解させる辛抱強さが身に付いたから、初心者に優しいのだ。レッスンを受けていると何だか癒やされる時があるが、これは母親に甘えていた子供の時と同じなのだろう。