ノマド探求

海外移住準備記

履歴書に書くことを考え始める。

そろそろ次の仕事を探す準備をすることにした。実際にはLPICレベル2を取得してから本格的に準備を始めるつもりだが、下準備として職務経歴書に今の仕事の業務内容をどうやって書くか考えている。

私の独自規定として、それぞれの職場で身につけた実務経験を三つ職務経歴書に書くことにしている。別の言い方をすると、次の職探しのためにセールスポイントとなる三つの実務経験を挙げられるように働いている。何となく仕事を熟していると、辞めた後に自分のセールスポイントを思いつくのに難渋する。それにセールスポイントとして何を書きたいかを決めて仕事をしていると、欲しい実務経験を得られる機会も多くなる。もちろん、その業務を遂行する能力もなければ必要性もないのに機会をくださいと言っても、一蹴されるだけだろう。そこは職場の需要と自分の職能を正確に把握し、提案する必要はある。適宜、自分の可能性とその業務の必要性を訴え続けることも大切だ。恋人でもない限り、言わなければ相手は分かってくれない。

そうそう何も考えずに脈絡のある職務経歴書を都合良く書くことはできない。前職から何かしら必然性を持って次の仕事に繋がったような人でさえ、意識するにせよしないにせよ、職務経歴を編纂している。職務経歴に一貫性を持たせることは、撮り貯めたフィルムから一本の映画を作ることに似ている。使える良質なカットが少ないと職人技で編集しても映画として成立させ難いのと同じで、職務経歴がスカスカだと自分という物語を作ることに大変苦労をする。とりあえず職歴を時系列に並べたとしても、面接官の想像に多くを委ねる前衛芸術の様相を帯びてしまうのだ。ただ、いくつか弥縫策はある。志望動機という記録に残らない便利な心の声があって、これは当人が自由に決めることができる。主人公の独白で物語を補うように、志望動機で職歴の断片を上手い具合に繋ぎ合わせることができる。斯くして、私の職務経歴はフィルムノワールのごとく、ハードボイルドなものに仕上がっている。

まずは次の仕事で何をしたいかを決めて、そこから必要な実務経験をいくつか考えてみる。そのうち実現可能な三つの職務経験を積み重ねていきたい。