ノマド探求

二次元移住準備記

自分への投資。

海外に移住するための資金をせっせと貯めていたが、今の派遣の仕事を始める前に半年間も無職だったので、だいぶ目減りしまった。移住先を求めて海外を漂流し、さらに移住先と決めた土地での生活に慣れ、現地採用の仕事を探す期間は半年間が限度と考えて資金を見積もっている。移住に失敗した場合、日本で再び仕事を探す間を自活できるお金も保険として必要になる。移住の資金と移住失敗時の保険で、どのくらいのお金が必要になるか細かい計算はしていない。このまま派遣の仕事を続けていれば、移住の準備をしている間に十分に貯まると考えている。そのため、お金を貯めるのと同時に投資をして将来の可能性を広げていきたい。

株や投信など、他人にお金を掛けてお金で戻ってくる投資ではなく、お金と時間を自分に掛けて将来の可能性を広げる投資について、あれこれ悩んでいる。勉強とか健康とか自分への投資方法は色々とあり、お金と時間は限られているので何に投資するかは十分な配慮が必要だ。将来の稼ぎを増やしたければ検定や資格の勉強に資源に投入するし、健康な体を維持したければ運動に資源を投入することになる。勉強にも健康にも投資するのであれば、資源を集中させずに適当に按配する必要も出てくる。投資先を間違えると投資効果が薄いだけでなく、全く意味がない場合も多い。例えば市場価値の薄い資格と取ってもただの自己満足で終わってしまうし、迷信めいた怪しい健康法に身を委ねれば、却って健康を損ねる結果となる。

現時点で私は勉強に資源を大きく割いている。投資先は英語の比重がもっとも大きい。費用対効果は低いが派遣の仕事でも貢献しているし、移住する際は仕事探しも含めて確実に役に立つ。ITの検定を更に増やせば失業時の備えは安心だが、その分の時間と労力は創作活動に充てたい。答えが用意されている検定の勉強は、答えを自分で作る創作活動より遥かに楽だが、ノマドワーカーになる可能性を広げてはくれない。暇があれば小説と情報サイトの構想を練っているが、構想から先に進むには、もっと時間を投入しないと駄目な気がする。商品の良し悪しは市場に出さないと判断できないので、早く商品を作りたい。お金で時間を節約できるなら投入したいところだが、創作活動はお金でどうにかなる問題ではない。お金で何とかなるのは、パソコンや椅子など創作環境を整備するぐらいだ。余裕のあるお金は、健康や趣味に投資しようと思う。