ノマド探求

二次元移住準備記

レッスンの受け方を見直す。

オンライン英会話のレッスンを受け始めてから、一年と二ヶ月が経った。途中でTOEICの試験勉強で中断はしたが、ほぼ毎日25分のレッスンを受け続け、レッスン時間の合計は120時間を越えた。たかだか英会話の勉強を一年程度続けたぐらいで、流暢に英語を話せるようになるとは考えていない。英会話に対する恐れが若干薄れたが、今でも横断歩道で信号を待っている時など、白人が横に並ぶと身構えてしまう。ただ、一年も経てばレッスン自体には慣れてきた。オンライン英会話を始めた当初は、レッスン開始直後の挨拶すら怖かった。How about you?がシャイな日本人にとって、どれほど頭を悩ませる言葉か、外国語を勉強したことのない人間には分からないことだろう。How about you?が恐ろしくて、オンライン英会話を挫折した人もいるのではないだろうか。まぁ、この辺の事情は英会話を勉強したいのか、英語道を極めたいのかの違いにもよる。このHow about you?をグッドの一言で受け流せるようになった時、何かを会得した気がした。

ここ最近の悩みは、どうすればレッスンを効果的に受けれるかということだ。今はレッスン前に教材を読み、設問に対しての解答とレッスンで話すであろう会話のアンチョコを予め英文で用意している。アンチョコを用意する時に分らない単語や構文について、入念に辞書を引いて調べているので、準備だけで二時間弱かかっている。レッスンではアンチョコの解答をそのまま読み上げ、講師との会話はアンチョコを参考に応答している。想定内の会話であれば、そこそこ流れを止めることなく会話を弾ませることができる。しかし、予想外の話題を振られると途端にしどろもどろとなり、これが実力なのだと痛感させられる。

英会話の即応力を鍛えるためには、レッスンではアンチョコを用意せず、咄嗟に英語脳で応答する方が、効果的なのではないかと思う。事前準備をしないと辞書を引くことが少なくなるので、単語と構文への理解は深まらないだろうが、それはまた別に勉強をすればいいだけだ。しばらくは頭の中で解答や話題をまとめるだけに留め、なるべく即答を心掛けるようにしようと思う。