ノマド探求

二次元移住準備記

リモートワーク環境を考える。

リモートワークを始めてから三ヶ月が経ち、就業環境を快適にするため、色々と家電を買い揃えた。Bluetoothのスピーカー、冷蔵庫、電子レンジに電子ケトルと、仕事には直接関係はしない。オフィスで働いていた頃は、自席を離れてトイレや休憩室で一息ついたり、同僚と雑談をして気を紛らわしたり、気持ちを整理する間を持てた。しかし、家に篭っているとその機会がない。トイレは歩いて数歩の所だし、同僚とのコミュニケーションはmeetsを使い、仕事で必要な時にしか会話をしない。それに無音の中で仕事をしていると、何か落ち着かない。適度に環境音は欲しい。

会議に参加する時を除いて、常にspotifyで無意識レベルに心地良い音楽をかけるのが習慣になった。歌が入ると気が散るが、あーとかうーとか唸っているだけか、日本語と英語以外の意味不明な言語であれば問題ない。残念ながらspotifyでは、川のせせらぎなどの環境音は配信されていないようだ。仕事に詰まった時は適度な間を取れるよう、冷凍たこ焼き、冷凍今川焼き、冷凍パスタなどのおやつの類を冷蔵庫に常備している。冷凍食品を電子レンジでチンして食べてる十数分で、気持ちに整理をつける。気が滅入らないようにする工夫は、いつも考えている。

私の派遣先ではリモートワークの期限は、まだ決まっていない。このまま年を越すようであれば、モニターと椅子を買い換えたい。モニターは十年前以上に買った、十万円以上するIPS方式の物で、特に不満はない。とは言っても経年劣化はしているし、もっと快適に仕事ができるのなら、新調するのも悪くはない。椅子は、二十年以上前に買ったバランスチェアーを使っている。尻と膝で負担を分散できる構造で、二、三時間であれば尻の状態は快適だ。しかし、クッションを含めて材質は低く、八時間以上も座り続けると尻が蒸れて汗疹が痒い。二十万円もするアーロンチェアを買う金銭的な余裕はないが、腰痛と痔の再発も怖いし、少しは奮発しても良いと思っている。