ノマド探求

二次元移住準備記

ちょっと飽きた。

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今週末もホテルに一泊して、ノマドワークの練習をする。正直、ちょっと飽きてきた。家でブログを更新する環境と違い、最初は新鮮な環境を楽しめたが慣れもあり感動は薄れてしまった。家から近い日帰り圏内に部屋を取ったため、旅情も全く湧かない。商社に勤めて海外出張に慣れてしまうと、海外に行ってもこんな感じになるのだろうか。今年は難しいが、来年まとまった連休を取れたら、日本国内をバックパック旅行しながらブログを更新しようと思っている。移動する距離が大きいほど、旅情も濃くなる。毎日バスで二、三時間程度移動して、時には夜行バスで大きく距離を稼ぎ、沖縄まで行ってみたい。帰りは沖縄から飛行機で帰ってくれば、旅程は一週間あれば足りる。

ノマドワークの練習をするために滞在しているので、宿の外で暇潰しはしない。ただ、ブログを更新するだけだと時間が余ってしまう。そこで先週から新しい小説を書き始めた。前々から構想だけは練っていた作品だ。大まかな舞台設定と梗概は二十年前からできている。書き始めてみると予想以上に筆ならぬキーが進んだ。来年の三月末までに脱稿し、早川書房主催の文学賞に応募したい。全体の構成は、まだまとまっていない。細部の設定と併せて書き進めながら埋めていく。小説書き始められたのは、let's noteのおかげだ。もっと早く買っておけば良かったと思う。自宅で自作パソコンを使う際、二万円強したHappy Hackingのキーボードを使っているし、モニターも十年前以上に購入したとは言え、DTP用途でも使える良い代物だ。小説の執筆には問題ないはずなのに、今まで全然小説を書き進められなかった。やはり執筆する環境が大切なのだろう。ATOKとTateditorの貢献もある。MicrosoftIMEは漢字変換が一発で思い通りにならず、かなりストレスが溜まっていた。小説でお金が稼げるようになれば、念願だったノマドワークを手に入れられる。副業の域を出ないだろうけど、移住時に無収入でない安心感は大きい。週末に用事がなければ、できる限りホテルに滞在して小説を書き進めるつもりだ。

GoToキャンペーンは、コロナの再流行のため一旦中止になりそうだ。これで流行が収まるとも思えず、来年も自粛ムードは続くだろう。多くの古い友人とは、今年の前半に始まった自粛期間以降、連絡を取らなくなった。恐らくこのまま縁が切れると思うが、自然の流れに任せて、それで良いと思う。移住の準備として、いつか人間関係を整理しようと考えていた。思い立った時、すぐに日本を離れられるよう物をなるべく所有しないようにしている。人間関係も同じだ。しがらみは薄ければ薄いほど、身軽になれる。理想はバックパック一個分の全財産と空白の連絡帳だ。