ノマド探求

二次元移住準備記

あまり勉強ができていない。

四月に基本情報技術者試験を受けるのだが,テスト勉強をあまりしていない。少し前までは仕事が忙しく,通勤電車に乗っている時間がそのまま勉強時間となっていた。しかし,最近は仕事がほぼ定時で上がれるようになってきたので,帰宅後に勉強するつもりではいるのだが,いつもダラダラとYouTubeなどを観て過ごした後に寝てしまう。休日に勉強するかといえばそんなことはなく,掃除洗濯などの家事を済ませた後はとっとと家から出て,スーパー銭湯に行ったり飲み歩いたりしている。

毎回のことながら自分の意志の弱さに辟易するも,ある意味愛嬌のない部分を補っているとして,まぁいいかなと思ったりもする。しかし,効率優先で生きるのも味気ない人生であることは確かだが,ここ一番で踏ん張らないとただの懈怠に沈む駄目人間になってしまうのも確かだ。今日も家に帰ったら勉強をしようと決めていたが,眠くて仕方がない。

せめて,午前の問題だけでも合格できるように,あと二週間強を頑張りたいものだ。午前の問題には過去問だけで対応するつもりだ。午後の問題のためにSQLアルゴリズムの本を買ったのだが,さらりと読んだだけで身についていない。せめて,データベースとネットワークの問題だけでも満点を取ろうと思っているので,なんとか復習したいのだが時間を上手く作れないでいる。

 

薄っぺらい職務経歴書。

とりあえず,職務経歴書を書き直してみた。今の派遣の仕事を始める前に,職務経歴書を書き直したので,二年ぶりの改訂作業となった。第何版になるかは分からないが,職場が変わる度に職務経歴書を頻繁に書き直している時点でろくなものではない。さらにアルバイトと派遣を転々としている年長フリーターのそれは,悲惨の一言につきる。

平日の日常生活において,仕事はその生活の大半を占める重要なものとなる。四十数年をまともに生きていれば,それなりに書くことも多いだろう。職務経歴を読めば,その人の生き方が分かるし,生きてきた足跡をたどることもできる。しかしながら,たいして働いたことのない人間にとっては,書くことはあまりないので,ほぼチラシの広告文ぐらいの薄っぺらい内容となってしまう。二年前に書き直した時は,誇大妄想気味に盛りに盛ってみたが,A4サイズで2ページ分しか埋まらなかった。今回はまっさらな裸の自分で勝負するつもりなので,さらに悲壮感あふれる職務経歴書となっている。話は変わるが,これほど働かずに生きてきたのに,嫌な思いもあまりせず楽しく過ごせたことに改めて気付かされた。日本はやっぱりいい国だなと思う。

この職務経歴書を読んでも雇いたいという人がいるとすれば,何を根拠に雇いたいと思ったか面接で問い詰めたいほど,中身がない。職務経歴と言うよりも,注意書きと言った方が正確なぐらいだ。やはり,もう少し盛るというか,仕事をしていない時は何をしていたのか書いた方がいいのだろうか。ただ,そうすると職務経歴ではなくただの自伝になってしまう。まして,社会人としての見識を疑われるような生き方しかしてこなかったので,迷うところだ。仕事の中身ではなく,君自身をを見ているのだという奇特な人がいればいいのだが,人間性もたいして優れた代物ではないので,困ったものだ。

移住先での仕事。

今年の六月末で派遣の仕事を辞めて日本を離れる予定だ。そろそろ移住先での仕事について調べ始めようと思っている。移住先で仕事を得ることができても,日本語を話せる以外に何の職能も必要ない仕事に就くことになるだろう。だいたいどんな仕事になるかは,そこそこ想像がついている。居酒屋の店長にでもなれれば,いいとこなのかもしれない。

移住先で生涯をまっとうすることを考えているかと言えば,それほどでもない。日本より充実した生活を送れることが移住する条件なので,それが満たされなければ,とっとと他の場所に移るか日本に帰るつもりだ。それでも,しばらくは旅行者のようなゲストとしてではなく,現地の人と生活基盤を共有する住人として暮らすつもりだ。一度は異国の地で暮らすことはどういうことなのか,経験してみたいと昔から思っていた。

現地採用の仕事は,現地の派遣会社に登録するかフリーペーパーなどで探している人が多いとは思う。日本での人脈を頼って仕事を探せる人は少数だろう。ただ,日本で準備ができるとすれば,人脈作りぐらいしかない。人脈作りと言っても,日本で派遣会社に登録して担当者に会うとか,移住先に支社などを持つ日本の会社に採用を打診してみるとか,その程度のことになるけど。