ノマド探求

二次元移住準備記

方針を修正。

去年の夏過ぎぐらいから海外への移住を考え始めた。当初は旅行でも留学でもないので,生活費を工面するため就職先を決めてから渡航する計画だった。しかし,今のままではいつまで経っても移住できそうにない。就職活動は当面するつもりはないし,仕事を得ることが難しいのか簡単なのか,そもそも何が必要なのかを想像して準備するしかなく,これだと想像が外れた時はただ時間と労力の無駄になってしまう。なので,これだけは移住に必要だということを調べ,それを準備できたら,とりあえず旅行でも留学でも移住希望地に住むことに決めた。当然,必要になることは考えたらキリがない。時間を決めてそれまでに最低限準備できそうなことを準備するという計画にした。

移住する時期としては来年の頭から春が始まる三月を目標に,猶予期間として夏が始まる七月ぐらいまでの三ヶ月間を設ける。だから来年の七月一日までには日本を出る計画だ。準備期間としては最短で,後十一ヶ月,日に換算すれば約330日になる。四十歳を過ぎて環境に順応する柔軟性と可能性は減退しいく一方で,すでに時間との勝負だ。身辺整理は淡々と進めていけばいい。自分が日本からいなくなった後で,自分と周りの人が困らないようにすればいいのだ。就職先は今の仕事のIT業界で見つかればいいが,特にこだわってはいない。当初の計画では,移住先でも通用するITの技術と知識を日本にいるうちに身につけ,生活水準をできる限り高く保とうと考えていたけど,汎用性の高い英語の実践能力を身につけることを優先することにした。ITの実用書を英語で読めば,そのまま英語の勉強になるし,勉強の融通が利くところが英語のいいところだ。

目的があっての移住ではなく,移住自体が目的なので,生活しながら就職する機会を探す。ただ,ビザの都合で旅行だとそんなに長くは滞在できない。来年の七月までに就職先が見つからない場合は留学ということになる。留学している,一年ぐらいが現地での就職活動の期間になる。そこで職が見つからなかったら,他の移住希望先に移動することにする。