ノマド探求

二次元移住準備記

LPI102に受かった。

LPI102に合格した。LPI101は去年の十一月に合格したので、これでLPICレベル1を取得したことになる。

点数は800満点中780点だった。合格点が500点なので余裕で受かったかというと、そうでもない。コマンドやパスを入力する問題が思いのほか多く、全問題中1/3ぐらいを占めていたのではないだろうか。消去法で解答を絞れる選択問題ではうろ覚えでも問題を解けるが、入力問題だと細かい所まで押さえないと正解にならないので厄介だ。LPI101の時と違い、最初は問題集だけで勉強するつもりだった。しかし、直前で思い直してPing-tで勉強をしたのが功を奏した。問題集だけで勉強をしていたら、落ちていたかもしれない。Ping-tの選択問題と併せて、さらにコマ問もやれば入力問題に自信を持って答えられると思う。私は途中でLPICの勉強に飽きてしまい、やっていないけど。

結局、LPICレベル1の取得に四ヶ月間もかかった。働きながら三週間ぐらいで取得する人もいるので、改めて頭の悪さを痛感する。資格ではないし、レベル1は基礎を問う検定なので、給料には直結しないだろう。IT業界で何かの職に就ける可能性が、持っていない人よりは高くなる保険の意味合いが大きい。

ちなみに勉強に使った問題集は下記になる。

上記の問題集を一問一問丁寧に解きながら、VMware Workstation PlayerにCentOS6/7とUbuntu16を入れて実際に手を動かしながら勉強をした。ネットワークの設定とかsshコマンドとかは、仮想マシンを複数台使って試してみることをお勧めする。Ping-tは直前の確認のためだけに使った。また、試験の範囲以外でもネットワークとセキュリティに関しては基礎を固めたかったので、併せて下記の書籍も参考にした。

101と102を受けて思った注意点は、試験会場のデスクトップPCを使って試験を受けることだ。自宅で使っているモニターやキーボードと感触が違うため、手だけで覚えているコマンドを思い出せなくて案外苦労した。普段、ノートパソコンを使っている人や特殊なキーボードを使っている人は、この点も留意した方がいいかもしれない。

 

そろそろLPI102を受ける。

今週末にLPI102を受けに行く。去年のうちにLPICレベル1を取得したかったので、年末も問題集を開いてはいた。しかし、あまり気乗りがせずダラダラと勉強していたら、年が明けて二月になってしまった。本格的に勉強を始めたのは三週間ぐらい前からだ。

日常生活の大半を勉強に充てると、自然に生活と勉強のリズムが重なってくる。勉強は生活のリズムに影響され、生活は勉強のリズムに影響される。これが問題で、効率的に勉強を進められないために、勉強のリズムに引きずられて生活のリズムが緩慢になってしまう。そして緩慢になった生活のリズムに、今度は勉強のリズムが調子を合わせ、さらに効率が悪くなっていく。ここ最近の生活のリズムというと、朝の4時に寝て昼に起床し、朝食兼昼食を食べる。本を読んだり英語のラジオを聞いたりしていると、14時ぐらいになる。それからLPICの勉強を始め、かなり遅めの昼寝を夕方に二時間ぐらい取る。目が覚めて夕飯を食べた後、22時から勉強を再開し、朝の4時に寝るという生活が続いている。

一日十時間の睡眠以外は勉強をしているつもりだったが、実際はあまり勉強ができていない。勉強のリズムは学校の時間割のように、規則的に反復することが好ましいと思う。この点は一時間勉強しては休憩する勉強のリズムに問題はない。しかし、昔のCMとかインターネットでどうでもいいことを調べていたりすると、休憩時間が二時間ぐらいになってしまい、勉強の進展がすこぶる遅いのだ。それにもかかわらず、勉強をしている充実感はあるので焦りがない。無職の期間が長いと求職活動に影響が出てくるのは、この辺のリズムが原因の一つではないかと思う。

習慣を変えるのは、性格を修正するのと同じぐらい難しい。何とかやりくりして勉強を進める以外に手はない。環境を変えることで勉強のリズムも変えられればいいが、劇的な効果を得るには、それなりに環境を選ぶ。これは私だけの問題ではない。気分転換にスタバなどの喫茶店で勉強をしていると、同じように参考書を広げて勉強している人を目にする。しかし、参考書を広げたままスマホをいじっている人が結構多い。

学校に通うなど、強制的に勉強をする環境を用意しない限り、勉強のリズムを変えられない人間であることは昔から分かっていた。自身で律することができればと、LPICを取ったら旅行に行こうとか色々と餌をぶら下げてはみた。しかし、あまり効果はなかったようだ。想定していた無職の間の生活費はすでに尽きかけ、しかも卒業旅行のシーズンや旧正月と重なったためか航空券も高くなってしまったのが痛い。

 

ビジネスモデルについて考えた。

小説を書く前に、企画をまとめて小説の母体となる企画書を作ることにした。高い顧客満足を得るには商品の完成度が重要になる。軸となる構想と設定を詰めないと失敗する公算が高い。

書きたいから小説を書くのではなく、お金を稼ぎたいから小説を書く。創作物ではなく商品を作る。ただ二匹目のドジョウを狙い、以前に売れた要素を適当に盛り込んだだけの安易な商品は作りたくない。買ってくれるお客さんを満足させて次に繋げる努力をしないと、結局は自己満足に終わり時間を無駄にしてしまうだろう。

版権ビジネスで不労所得を得ることが目的なので、小説はあくまで企画を世に出すための手段と考えている。小説が売れるに越したことはないが、企画が刮目される方が大切で、その後の商売の展開に関わってくる。手本とするのはガンダムを筆頭としたロボットアニメだ。プラモデルやフィギュアなどの売り上げで、小説に費やした時間と労力を回収できれば投資に見合う。

今考えているビジネスモデルだと、事業計画と一緒に企画を練り、その仕様書と設計図として企画書を作る。そして企画書を元にモックアップモデルとして小説を出す。また小説は企画の宣伝も兼ねる。小説は購買層の反応を探りスポンサーを獲得するのが目的なので、売れるよりも顧客の評価を得ることに重点を置く。適宜、客の反応は設定に反映させ、企画を洗練させていく。設定を曖昧した方が修正しやすいので、小説には設定のすべてを盛らず、世界観を具体化することに専念しようと思う。十分に企画を精錬させた後、収益を見込めるようであればアニメやプラモデルなどの派生商品を人様の金で展開する。儲けた金は肉の万世ビルの最上階で鉄板焼きを食べて、すべて私の腹に収まるという寸法だ。

20年前ぐらいから、一発当てたら肉の万世ビルで鉄板焼きを食べようと決めている。肉の万世ビルは死亡遊戯のように、階が上がるにつれて食事の値段も高くなる。ここを一階ずつ上がっていくことが、自身の成長を象徴するような気がするのだ。しかし相変わらず低所得だし当てたこともないので、いつも一階でパーコー麺を食べている。年々パーコー麺の値段が上がり、主役のパーコーが薄く小さくなっていくのが気がかりだ。世相を反映しているとしても、商売努力がパーコーに反映されていない。麺やスープの質を落としてでも、パーコーは大きく分厚くしてほしい。もっともパーコー麺の質は落とさずに、一緒に売っているおでんとかの質を落として補ってほしい。この辺は反面教師として、企画を考える時に反映させるつもりだ。企画のメインが貧相だと、商品に魅力がなくなってしまう。