ノマド探求

二次元移住準備記

お試しレッスンの内容。

最近受けたレアジョブのお試しレッスンの内容を書き残しておく。私のように躊躇している人が、心構えを固める助けになればいいと思う。ただ始めに断りを入れておくと、すでに記憶が曖昧なため正確な情報ではないこと、それから担当の講師によって内容は異なると思うので、あくまで参考情報にしかならないということだ。

Webサイトでお試しレッスンの予約をすると、講師からSkypeにアカウントのアクセスを承認するようリクエストが届く。このリクエストを拒否しても、恐らくレッスンの時間になれば講師からコールがあると思うが、特に拒否する理由はないので承認しよう。また、レッスン時間になっても講師からコールがない時は、レアジョブのWebサイトを見てみよう。正規登録した後に気づいたことだが、講師にコールできるボタンが表示され、実際にこのボタンを押すと講師のアカウントにコールできた。

無事にSkypeがつながると、最初に"Nice to meet you"程度の軽い挨拶をした後でSkypeの音声と映像に問題がないか尋ねられる。レッスンではSkypeのチャットも使うので、チャットが表示されるチャットボックスという画面を確認できるかも聞かれた。私は事前にチャットボックを開いて待っていたのだが、講師のWebカメラの映像がSkypeに現れると、この画面が隠れてしまった。そこで"I can't see my chat box"と講師にチャットボックスが開けないことを伝えると、Skypeの画面を印刷したパネルを取り出し、このアイコンを押せば開けるよーと教えてくれた。しかし、私の使っているSkypeのバージョンではそのアイコンが見当たらず、仕方ないのでスマホに入れたSkypeでチャットをしながらレッスンを進めることになった。ちなみに、私のSkypeでのチャットボックスの開き方は、Webカメラの映像が映し出されている画面の上でカーソルをチラチラと動かすと、左下に吹き出しのアイコンが表示される。吹き出しと言っても日本人には白い四角のアイコンにしか見えないが、これをクリックすると左側にチャットボックスが現れた。このチャットボックスの確認に5分ぐらい費やした。

Skypeを確認した後は、お互いに自己紹介をする。講師の英語の発音はきれいだったが、英語を聴き取れても意味を把握することができず、なんとかintroductionの単語を拾って、これから自己紹介するんだなと判断した。最初に講師が自己紹介するので、それに続いて自分の番になる。これは英語が分からなくても何となく雰囲気で分かると思う。何をすれば良いのか分からない時や英語で何て言えば良いのか分からない時に黙り込んでしまっても、チャットで講師から指示があると思う。自己紹介の内容は、Webサイトのお試しレッスンの流れを説明したページで、名前と住んでいる場所、趣味と仕事について話すことが確認できる。事前に準備した内容を話した後で、私の場合は仕事の内容と勤務地について講師から質問があった。レベルチェックを兼ねているので、自己紹介後の簡単な質問は必ずあると思う。最悪一言二言返せば済む質問だと思うし、答えられなくても気まずい雰囲気にならないように講師が配慮してくれるだろう。自己紹介は、少し前に英語で面接を受けるために準備していたので、そんなに準備することはなかった。この自己紹介が5分ぐらいだったと思う。

自己紹介の後に、レベルチェックのための簡単な質問がある。質問をする前に講師がその旨を説明するが、回答を記録するが問題がないか聞かれた気がする。英語を聴き取れなかったので、適当にyesと答えておいた。質問の内容はあまり良く覚えていない。自分自身のことも話したし、コールセンターに電話をかけるロールプレイングもあった。講師は最初の自己紹介である程度英語力を把握しているので、テストの内容は人によって違うと思う。私は終始カタカナ英語で話していたし、講師からの返答に対しても英語になっていない文章を返すのが精一杯だったので、特に大量の英語で圧迫されることはなかった。流暢に自己紹介ができる人はレベルを測るために詳細な回答を求められたり、回答に対してさらに質問が続くこともあると思う。このテストは確か5分もかからなかった。

レベルチェックの後に模擬レッスンが始まる。日本食を紹介する表現を学ぶレッスンは、テキストに沿って進められる。内容は特筆することはなく、英会話の参考書と変わらない。講師が質問をして、それに答えるという英会話教室にありがちな内容だが、不意にテキストから外れた内容を質問された。何をすれば良いのか分からず焦ったが、"I'm not sure what you are asking. What should I do? Could you tell me the example?"と何をすれば良いのか例を示してくれと言ったら、こういう風に答えるんだよーと教えてくれたので、その後の不意の質問もそれで乗り切った。この模擬レッスンが確か10分ぐらいだったと思う。模擬レッスンが終わると最後にレベルチェックの結果とレッスンで講師が気づいたことを、チャットも使って説明してくれる。私は初級以下のレベル4という結果だった。まぁ、妥当な結果だと思う。

講師はオンラインレッスンに慣れていない人に慣れているため、会話が途切れて気まずい雰囲気になることはなかった。この気まずい雰囲気が嫌で正規登録を断念する人が多いことをレアジョブは分かっている。お試しレッスンの講師は専門の訓練を受けているように思う。正規登録した後にレッスンを七回、それぞれ講師を変えて受けたが、一人だけ私の英語力に配慮しない普通のスピードで話す講師がいた。しかも途中から何でこんな簡単なことも分からないんだろ、というような態度を取ってきたので嫌な感じだった。この講師がお試しレッスンを担当していたら、恐らく初心者は誰も登録しないだろう。

お試しレッスンの内容はこんな感じだったが、やはり英語が話せないことを痛感させられた。講師が質問をした時に、その英語を聴き取れても、その意味を咄嗟に把握できないことが二、三回あった。話の文脈が変わるなどして自分の置かれた状況や話の背景が分からなくなった時に咄嗟に英語の意味を把握する能力を養うには、TOECIとは違った勉強が必要だと思う。あと事前準備として、やはり自己紹介はきちんと英語で話せるように準備をしておいた方が良いと思う。これは日本語で自己紹介する時と同じだ。

 

オンライン英会話を始める。

英語のスピーキング能力を強化するため、オンライン英会話を始めた。レアジョブという老舗のオンライン英会話サービスで、料金はビジネス会話コースの月額一万円強になる。講師は全員フィリピン人で、25分のレッスンを一日一回受けることができる。

オンライン英会話は前からやってみようと思っていた。しかし、面倒臭いやらレッスンの受け方が分からないやらで、今まで散々逡巡していた。先月あたりからタイミングを探っていたが始めることができなかったので、意を決して勢いで金を払い、逃げられないように自分を追い込んでみた。逃げようと思えば逃げれるけど、貧乏性が幸いして払った金に対しては元を取らない限り気が済まない性分なのだ。

始めるまでの経緯は、数年前に一度だけお試しレッスンを受けことがあり、その時のアカウントにお試しレッスンがまだ一回分残っていたので、数日前になんとなく受けてみたのだ。オンライン英会話を使って勉強する方法を組み立てるための参考としてレッスンを受けたが、その時の講師の話した英語の発音が良かったのとレッスンの進め方が上手だったので、継続してレッスンを受ける手応えが掴めた。で、お試しレッスンが終わった後、即座に金を払って正規登録をした次第になる。

英語のラジオを聞いているだけでは、英会話の能力は上がらないことは分かっていた。日米会話学院などの由緒ある英会話学校に通って、アメリカ人などの英語を母国語とする外人から正当な教育を受けることも考えた。しかし、グループレッスンだと英語のラジオを聞いているのと変わらないし、お金の問題で個人レッスンだと週一回が精一杯で、単に自己満足にしかならないと思った。できるだけ英語を発信する機会を作り英語を話す時間を増やすことが目的だったので、オンライン英会話を選んだ。

唐突にLPICレベル2の勉強を始めることにする。

まだ働き始めて一ヶ月強しか経っていないが、仕事を辞めたい。しかし、辞めれば辞めたで不安になるし、何とか今の衝動を抑えられないものかと考えていた。

今の仕事を辞めた後に再び仕事に就けるかどうかが不安の元なので、少しでも再就職に役立つよう検定の勉強を始めることにする。勉強をしている間は不安は後退するし、仕事を辞めた後の夢も見られる。不安な時は勉強をすることと与えられたチャンスを選ばないことは、四十代のフリーターが経験則から導き出した最適解だ。

検定は応用情報技術者LPICレベル2にしようか迷ったが、試験日を自分で決められるLPICの勉強をすることにした。最近LPICを開催する日本の団体がLinucという独自の検定を立ち上げてきな臭い限りだが、しばらくはその評価は安定していると思う。手始めに問題集から始めて、実際に実機で手を動かし、最後はPing-tで詰めるつもりだ。英会話の勉強と同時に進めるので、今年中に取れれば良いかな。