ノマド探求

二次元移住準備記

体を絞らなければ。

 今の職場で働き始めてから,体重が5kgぐらい増えてしまった。原因はただ単に食べ過ぎなだけだ。自炊ができない人間なので,ほぼ外食で済ましている。前の職場では近くに格安スーパーがあったので,仕事帰りにそこで豆腐とかを買って食べていたのだが,今の職場の近くには何もないので,適当に牛丼とかラーメンとかを食べ続けていたら太ってしまった。そぢて最近,パンツのゴムが腹の肉に食い込み,ミミズ腫れのようになった。ここいらで痩せるための努力をしておかないと,際限がなくなってしまいそうで怖い。限界突破してしまっ後では,もう元に戻れなくなってしまう。

しばらくは仕事帰りに立ち食いそばとかで夕飯を済ませ,家で軽く豆腐などを食べて空腹を満たそうと思う。昼もなるべく,軽めの食事で済ます。その代わり,週末は特に制限することなく,好きなものを食べるつもりだ。コレステロール値以外はどこも異常はないけど,痩せるのと同時に健康を促進しようと考え,青汁の素とビタミン剤も買ってきた。少し運動もしようと思うが,いきなりラニングとかすると膝を痛めそうなので,プールに通おうと思っている。何にせよ健康を損ねると,金がかかるので予防が大切だ。

移住予定は無期限延期にしたが,移住計画は着実に進めていく。常に準備をしておかないと,いざチャンスが巡ってきた時にそれを掴めない。

今月のTOEIC。

今月末に受けるTOEICでは、パート2を重点的に対策するつもりだ。毎回,試験を受ける度に課題のようなものを決めて,それを比重を置いて勉強をしている。今回は短い日常会話の応答について勉強している。TOEICでは今まで試験対策が嫌いなこともあり,苦手とするパート2の対策に時間を割くことを避けてきた。しかし,点数が伸び悩んでいることから,五年ぶりぐらいに試験対策をして臨む。

試験対策といっても英語の勉強だけでなく,質問の背景を理解し,社会人として期待される反応を身につけるための訓練をする。このパート2で正解を選ぶには,TOEICが期待する応答が何かを知る必要がある。しかし,応答の中には私には理解できないことが多々ある。例えば会議の予定を聞かれたら,昼飯の話題ではぐらかすのはNGなのだ。端的に時間を答えてくれているのであれば間違いないが,理解に難渋する応答が正解だったりする。アスペルガー症候群の人の苦しみが,よく分かる。

 

そもそもの話。

そもそも移住をしたい大きな理由は,日本を離れるためなのだ。海外に住み,異文化に近い距離で触れてみたいという好奇心もあるが,それは今回の移住計画とは別の話だ。

今まで整理がつかず,日本を離れることと,幸せな気分で死ねる死に場所を探すことを,混同したまま計画を立てていた。日本を離れたら当然海外の適当な場所に住み着かなければ日本に戻らざるを得ないし,住み着いた末に惨めな気分で死を迎えるのは災難だなと思っていたからだ。死に場所を海外に求めてはいるが,日常生活を送った末に死ぬという前提はない。

この衝動は二つの目的に分けることができる。そして,それぞれを達成するために違う手段を取ることができることに気が付いた。日本を離れるだけであれば,バックパッカーのように海外を放浪していても,船乗りになって海の上にいても目的は達成できる。また,死に場所を海外に見つけたら,死ぬ直前に移動すれば良いだけの話だ。二つの目的を一つの手段で満たそうとしたので,色々とやらなければならないことが増えてしまった。そのうちのいくつかは,例えば海外で就業するとか,現地で定期的な収入を得ることができるよう場所を選ばない副業を探すとか,私にとっては,かなり難易度が高い。

二つの目的を達成するために,一カ所に定住する必要はない。もちろん移住できれば,それはそれで好奇心を満たすことができるので,喜ばしいことではある。しかし,日本でまともに働くことすらできない人間が海外で働くというのは,相当気苦労が多い話になる。また,それだけで食べていけるような副業を一年という期間で探せる職能があれば,そもそも派遣でなんて働いてはいないだろう。もちろん,移住を諦めはしないけど,当面の目標は日本を離れることにした。そして,それは仕事を辞めれば簡単に達成できるので,気分が楽になった。