ノマド探求

二次元移住準備記

そろそろ旅行の準備を始める。

九月に一週間ほどベトナムに旅行に行くので、そのための準備を始めた。荷物詰めは直前でも問題ないが、備品の購入などは早めにしておこうと思った。

今回は、バックパックを背負って行く。東南アジアは防寒具を持っていく必要がなく、軽い荷物で済むのが嬉しい。荷物はTシャツとパンツの替えだけだし、短パンとサンダルで入れない店に行くつもりはないので、50Lのバックパックで十分だ。ここ十年ほどタイに良く行っているが、50Lのバックパックで困ったことはない。バックパックには衣類などの盗られて問題のない物しか入れていない。だから、空港とか盗難の恐れがある所でも、気軽にそこらに放っておいたりしている。初めてバックパックを背負って旅行をしてから二十年、ほぼ毎年のように旅行をしていても、使用済みパンツがほんのり香る、かび臭いバックパックは未だに盗まれたことがない。

バックパックの荷物をぞんざいに扱う代わりに、貴重品などの盗られて困る物は、ショルダーバックに入れて常時携行している。ショルダーバックの肩紐を短めにして体に密着させれば、バックパックを背負っていても動き難くはならない。欧米人のバックパッカーが良くやっている、小さいバックパックを体の前に抱え、大小のバックパックで体を挟む荷物の持ち方は、暑そうなのでやったことはない。貴重品の中でもとりわけ重要なパスポートと保険証書、予備のクレジットカードは、短パンの下に隠せるウエストベルトに入れて肌身離さず携行している。最近は、ちょっと気の利くホテルだとパスポートの提示を求められるのでいちいち取り出すのは面倒臭いし、腹周りの贅肉にベルトが食い込んで痛いが、背に腹は変えられない。荷物の重要度によって、ウエストベルト、ショルダーバック、バックパックと分けている。

今回は、いつも使っている吉田カバンのラゲッジレーベルの代わりに、timbuk2メッセンジャーバックを使う。一年前ぐらいにAmazonで安く購入したが、目が眩むようなド派手な蛍光色だったため、日本での使用は躊躇していた。このベトナム旅行を良い機会として、海外で活用することにする。海外なら例え生き恥を晒したところで、外人ということで大目に見てもらえる。

宿はベトナムに着いた日と帰国前日の二日間だけ予約をした。真ん中の日は、機上かベトナムに着いてから決める。旅行保険も契約したし、ガイドブックも買った。胃薬と正露丸ロキソニンはまだ残っている。特に買い足す物は思い浮かばない。いつも旅行に持っていく荷物で事足りると思う。残る準備は荷物詰め以外に、滞在中に読む本と聴く音楽を選ぶぐらいだ。これが旅行の質を決めるので、結構重要になる。