ノマド探求

二次元移住準備記

どこで節約するか。

アーリーリタイヤに向けて、色々と生活費を見直していく。生活費を切り詰めるのではない。労働を抑えながら、無駄な出費も控え、日常生活を享受するために必要なお金を確保するのだ。食費は基本、冷凍食品か弁当だが、たまに一人で外食もする。これは無駄な出費ではない。切り詰めたところで、一万円の節約になる程度だ。長い間勤めたアルバイトを辞め、派遣の仕事を始めてから嬉しいと思ったことの一つは、ほっかほっか亭オリジン弁当で好きな弁当を買えるようになったことだ。逆に、すっぱりとこれは要らないと言い切れる出費は、あまり気が進まない飲み会で払わされる飲み代だ。

例えば、昔の同僚に何気なく連絡を取り、その時の勢いで飲みに行ったは良いが、たいして話も盛り上がらず、帰りに行きたくもないキャバクラに無理矢理に連れて行かれ、挙げ句に金がないとか言い出されて会計を全部支払わされるような飲み会だ。結局、その後は連絡を取らずに立て替えた金の回収が有耶無耶になってしまい、夏休みの旅行代ぐらいになる金が飛んだ。このような飲み会を控えない限りは、その致命的に不必要な出費を補うための労働をする必要が出てくる。

不必要な飲み会に出ないだけでなく、人間関係そのものを解消すれば問題は解決する。Facebookで友達の数を競い、Instagramで煌びやかな人間関係を顕示して優越感に浸る性癖はない。友人知人の類いが多ければ多いだけ人生が豊かになるとは思わない。気の置けない友人だけが身近にいればいい。人間関係の断捨離はアーリーリタイヤするためには、お金の問題から避けられない事由だ。考えようによってはコロナは怪我の功名だった。飲み屋が閉まったおかげで惰性で飲みに行く機会はなくなり、人間関係はある程度、整理された。