ノマド探求

二次元移住準備記

思い立ったが吉日。

f:id:freetersurvival:20201120133335j:plain

今、羽田空港の第三ターミナル出発ロビーからブログを更新している。前々から計画していたわけではなく、ほんの数日前、空港からブログを更新してみようと、ふと思い立った。スタバを含め、公衆の面前で自分のPCを広げることに抵抗があり、ホテル縛りを変える気はないが、空港は私にとってちょっと特別な場所だ。ハレとケの狭間、三途の川のほとりのような神秘的な空間だし、普通は飛行機に乗り降りする人が来る所で、街のスタバとは違う。その空港でパソコンを広げてカチャカチャとキーを叩いてみたかったのだ。ノマドワーカーを目指す者であれば、一度は憧れる光景だろう。念願を叶えるため、細心の注意を払って、ホテル縛りを緩めてみた。

噂通りに国際線はほぼ欠航しており、乗客はほとんどいない。お土産屋もレストランもほとんど閉まっている。展望台に行ってみたが、駐機している飛行機ばかりで飛んでいる飛行機はなかった。航空会社のカウンターを見渡せる喫茶店の客は、見たところ空港内で働く人だろう。ここで勉強すれば図書館より捗るぐらい閑散としている。今から旅行に行きはしないが、空港にいるだけで不思議な気分になる。ただディズニーランドと同じで、人で賑わっていないと盛り上がりには欠ける。高揚した人同士が集まると、見知らぬ他人でも感情が共振する。これがある限界点を超えると狂騒状態になり、集団自殺やジェノサイドにすら至る。コロナにまつわるマスク騒動もそうだが、人間の本性を覗き見られて興味深い。自棄っぱちだが意外に慎重に行動する人、自粛すると思いきや割り切って行動する人と、自粛前とは別の面が見られて面白い。戦争や恐慌に直面した時代や苦渋に満ちた時代に文学の傑作が生まれるように、今年あたりは、すごい小説が出てくるのではないかと期待している。

今週もノマドワークの練習のためホテルに滞在する。この投稿を更新した後、ホテルに向かいチェックインする予定だ。空港でブログを投稿をするにあたり、特にホテルで更新する時と変わりなかった。ネットには、空港内の野良Wi-Fiは使わず、スマホテザリングしてつないでいる。格安SIMの一番安いプランのため、写真を数枚アップロードすると容量制限に抵触するためか、出会い系サイトを閲覧し難くなってしまい、婚活に影響が出る。ホテルではホテルが提供するアクセスポイントから、ネットつないでみようと思う。ノートパソコンからクレジットカードなどの情報を入力するつもりはないので、そこまで神経質になる必要もないが、あまり良い気分ではない。