ノマド探求

二次元移住準備記

仕事を探し始める。

派遣で働いている職場は、働き始めて二年が経ち、それなりでかい顔ができる。嫌味な人もいなく、居心地はすこぶる良い。登録型派遣は同じ職場で働ける期間が三年と決めらていて、あと一年は働けるが当初の予定通りに夏過ぎぐらいで辞めるつもりだ。コロナが流行らなければ、プチ移住をしようと思っていた。プチ移住の計画を延期しても、しばらくは海外に渡航できないだろう。自粛生活が続き、かなり倦んできた。生活環境の変化を契機に、今後について考え直したい。

振り返ると、初めての運用の仕事は、今までIT業界で経験した仕事とそんなに変わりなかった。もちろん、頭を使わないといけない作業は多く、周りにはそれなりの知識と経験を持った人もいて刺激は受ける。仕事の内容も高度になった。それでもやっていることは、そんなに変わりはない。なんでこいつがここにいるんだよと思うレベルが低い人や労働意欲が低い人も働き続けている。

運用の仕事に就くまでに、監視とテクニカルサポートの仕事を五年近く続けた。機会がある度に色々な人に運用の仕事に就きたいとお願いをして、やっとこさ今の職場に移れた。反対に未経験でITの知識もないのに、いきなり運用の仕事に就ける人もいる。どんなに可能性を秘めていても、這い上がる機会を与えられないまま燻り続けている人はどこにでもいる。この運を覆すには、声と手を上げて自分から行動をするしかない。それで期待している結果につながるかは分からないが、燻ってるよりはましだろう。