ノマド探求

二次元移住準備記

ゲーミングチェアを買った。

資格や検定の勉強を全くしていない。去年、応用情報技術者試験をサボった辺りから、勉強意欲は減退し、今年になっても戻らない。やはり一度逃げると逃げ癖が付くのだろうか。何かしらの勉強を習慣化するため、先月からオンライン英会話を約半年ぶりに再開した。この勢いで、今年は宿願の英検一級試験に挑むつもりだ。今まで英検一級は四回ぐらい受験したが、いずれも合格点にはほど遠い結果に終わっている。派遣で働く職場では英語の電話会議が多い。今回はリスニングとスピーキングに比重を置いて、試験勉強をするつもりだ。とは言うものの、相変わらずゲーム漬けの日々を送っている。

そもそもゲームで遊び始めた理由は、若い同僚とコミュニケーションを取るためだ。Vtuberになる準備と言い訳も立つ。だから、勉強をせずに遊んでいても罪悪感は薄い。趣味と仕事の違いは重々承知している。詭弁になるが、趣味を仕事にするのではなく、趣味の延長で仕事をする。嫌気が差したら仕事も趣味も嫌になるが、趣味は楽しむため、仕事はお金のため、と割り切れば両立はできる。ゲームで遊ぶ以外に、動画編集の練習として自分のプレイを録画し、切り抜き動画を作り始めた。

そんな感じで、仕事以外はゲームしかしていない日常を送っている。そして、ついに首と肩に限界が来て、首は回らず肩を動かせば激痛が走る。単にゲームで遊び過ぎているだけだが、プレイ環境を整備すれば症状は改善すると考え、ゲーミングチェアを買った。Secretlabというシンガポールのメーカのゲーミングチェアで、Amazonで六万円ぐらいした。ここ最近では、一番高い買い物になる。もっと安いものにしようか相当迷ったが、すぐに壊れてしまったり、良くなかったりすれば、結局安物買いの銭失いになる。粗大ゴミに出すお金や手間も考えて、一番良いと思うゲーミングチェアを買った。

Secretlabのゲーミングチェアは剛性がしっかりしている分、30kgと重量があり、組み立てはちょっと苦労した。ヒト一人が入るぐらいの巨大な箱で到着した後、格闘すること一時間、全身筋肉痛と引き換えにようやく完成した。最悪、近所に住む大家さんを動員して組み立てようかと思ったぐらいだ。そんなこんなで完成した椅子は、やはり六万円の貫禄があった。前の職場で管理職の人が座っていた、二十万円強もするアーロンチェアと比較すれば、当然作りも機能も劣る。それでも充分に満足できる品質だ。ただ椅子を変えてから、エイムがさらに悪くなった気がする。