ノマド探求

二次元移住準備記

イケてるノートパソコンが欲しい。

飲みの誘いが途絶えたこの機会を利用して、ノマドワーカーになる練習をしようと考えている。手始めにノートパソコンを持ってスタバに行き、ブログを更新したい。肝心のノートパソコンは、十年前ぐらいに二万円ぐらいで買ったlenovoのノートパソコンしか持っていない。OSはWindows XPからubuntuに換装済みで、動くと言えばまだ動く。しかし、液晶と本体をつなぐ片方のヒンジは壊れているし、バッテリーはすでに寿命を迎えて常に電源が必要になる。ノマドーワーカーを称するには、ノートパソコンは動けば良いというものではない。ノートパソコンはノマドワークの象徴だ。イケてるノートパソコンでないと駄目なのだ。

新調するのであれば、Mac bookが最も堅実な選択だろう。天板にシールをペタペタ貼って個性を出せば、尚更格好良い。シールはBandcampで日本人が誰も知らないでバンドのステッカーを手に入れようと思っている。間違っても勘違いの個性は出さないように気を付けたい。たまにダサ格好良い俺を演出しているPCを見るが、あれは田舎の学生が制服を腰パンしているぐらいの気恥ずかしさがある。制服はパリッと着るのが格好良い。Macだって同じだ。ただ個人的にジョブス亡き後のApple製品には、少なからずの抵抗がある。今やフィロソフィーと言うかパッションが微塵も感じられない。超メジャーメーカの製品にシールを貼って尖っている俺を演出しても、安全パイを取る保守的な姿勢は隠せない。そこでかなり前から、OSなしのノートパソコンか、linux OSが初期インストールされたパソコンを探している。

OSなしのノートパソコンがパソコン工房から出ていて、これは候補の一つだ。天板にはシンプルにiiyamaの文字だけが入っていて、和を感じさせる。問題はOSにubuntuを入れても、尖ってる感じは出せないところだ。Arch linuxなどのさらに尖ったOSで動かす必要が出る。PurismやSystem76などの海外インディーズメーカーから出ている、linux OS搭載ノートパソコンも良い。この辺りを使えば、キーボード配列がUS仕様だし、尖った感じは醸し出せるだろう。問題は電源周りもUS仕様で日本で使い続けるには信頼性が低いのと、インディーズメーカの貧弱なサポートだ。三万円台のchromebookは、ノマドワーカーたるもの資本力も見せつける必要があるので、論外になる。一番尖っている感じを出せるイケてるノートパソコンは、linux OSに換装したmade in Japanの象徴、let's noteだ。ガラパゴスと揶揄もされるが、海外ではpanasonicのtough bookとして評価を得ている。あえてWindows搭載パソコンをlinuxに換装する辺りにも、資本主義に屈服せず、自ら金を捨てて自由を取るノマドワーカーの心意気を演出できる。イケてるノートパソコンを探している間にノマドワーカーではなくて、ただの徘徊ジジイになりそうなので、年末になる前に購入したい。