ノマド探求

二次元移住準備記

生活がAPEXを中心に回る。

年内で、今働いている職場との派遣の契約が終了する。先月末辺りから、新しい仕事は割り当てられず、残っている仕事の片付けと引き継ぎに専念している。仕事量は劇的に減った。正直、気持ちが切れかかってしまい、労働意欲も湧かない。ほぼ定時きっかりで仕事を上がっている。上がった後に何をしているかと言えば、次の仕事探しの準備はせずに、APEXだ。

仕事が終わった後、一時間の仮眠を取って頭をリフレッシュ。それから夕食を取ったり、風呂に入ったりすると、だいたい八時ぐらいになる。まずはAimLabというエイム練習用のソフトで、ゆっくりと一時間かけてエイムの練習をする。ひたすら的撃ちを続ける地味な練習だが、コツコツやればそれだけ成果は出るから面白い。指が温まり始めた九時から夜中の三時までは、戦場を駆け巡る。残念ながら視力や反射神経の衰えもあり、ゲームに集中できる時間は三十分が限度だ。集中力が切れたら、適当に上手い人の動画を観たりTwitterをチェックしたりして、休み休み遊んでいる。

いくら頑張っても下手クソのままだが、下手クソなりにゲームは楽しい。ゲームは時間の無駄という人もいるが、お財布と時間の管理にメリハリをつければ、良い趣味だと思う。ゲームをネタにして新しい人間関係も築けた。自己分析に状況判断、チームメイトとの連携と、意外に仕事との共通点もある。勝つためには、押す所は押して、引く所は引けないと駄目な点も似ている。そして、それが面白と感じるか感じないかも、仕事と同じ点だと思う。

ゲームや仕事に限らず、どんなことでもそれを楽しんだ者が得をする。来年から始まるプー太郎生活をいかに楽しむかが、今の課題だ。仕事をしている姿が素敵な人もいるが、私の場合は無職の時が一番輝いている。誰にでも優しくなれて、何でも祝福できるのだ。ニーチェの言う超人には遠いが、その辺の生臭坊主よりは洗練されている。