ノマド探求

二次元移住準備記

テレワーク前提の生活。

春の陽気を感じられる季節になった。冷え込む朝はまれになり、日が暮れる時間も徐々に延びている。花粉症で目は痒いが、幸いに今の職場も完全テレワークが可能、むしろテレワークが推奨され、表に出る必要がない。冷蔵庫の食料が続く限り、家に籠もり、夜遅くに就眠し、朝は始業時間ギリギリまで寝ている生活が習慣になった。睡眠時間が足りない時は昼寝で挽回し、腹が減ったら、仕事をしながらご飯やおやつを食べる。気分転換に音楽をかけたり、友達とチャットしたり、割と気儘に仕事をしている。

配属された派遣先は以前の職場に比べると、故障対応など喫緊の業務がないためか、職場の雰囲気はのんびりしている。派遣社員は私一人で、まだお客さん扱いだ。派遣の扱いに不慣れなため、距離を取りあぐねていると言った方が正確か。みんな夜の10時近くまで残業をしているが、私は仕事が残っていても定時でとっとと上がり、自分の時間を楽しんでいる。このままお客さん扱いで長時間労働を免除される環境を定着させたい。

テレワークの就業環境に加え、通勤に関する就業規則もない。常識の範囲で好きな所に住める。山や海が近い温泉地に住み、自宅で働く、数年前まで憧れていた就労環境が割と簡単に手に入る。海外はさすがに厳しいだろうけど、派遣の仕事を続けながら生活環境をがらりと変えられる。今の部屋に住んでから、そこそこの時間が経った。そろそろテレワーク前提の部屋に引っ越したい。

まず寝室と仕事部屋は分けようと思う。職場に通勤していた時は、職場を出ればそれで仕事と私生活の区別はついた。それが自宅で仕事をしていると、PCの電源を落としただけでは気持ちの整理がつかないのだ。気分転換に適した散歩コースとジョギングコースも欲しい。スーパー銭湯があるとなお良い。引き籠もるつもりなので、飲み屋はいらないだろう。ただ閑静な住宅地よりも、ほどよい雑踏の息吹を感じられる環境の方が落ち着く。