ノマド探求

二次元移住準備記

夏休みの計画を考える。

七月が近くなり、夏休みに何をしようかと、そろそろ計画を立て始める。以前なら夏休みと言えば海外旅行一択だったが、今年はちょっと迷う。コロナ禍もやんわりと収まり、タイやベトナムなど、旅行に行きたい国は渡航制限が撤廃されるか、緩くはなった。けれども情況はクルクルと変わる。去年の年末で派遣の仕事を辞め、年末年始を挟んで一ヶ月ほど、海外旅行に行こうと考えていた。むしろ海外旅行に行きたいから、仕事を辞めたようなものだった。しかし、その矢先、渡航制限が復活し、結局、年末年始は、家でゲームをしてグダグダと過ごした。

期待していた物事が思うようには進まず、落胆するぐらいなら、何も期待せずにいた方が気持ちは楽だ。かなり後ろ向きな考え方だが、夏休みぐらいなら問題ない。そうすると、ゴールデンウィークと同じように友達と飲みに行く以外は、家でダラダラと過ごす計画になる。それはそれで、悪くはない。最近はAPEXやRainbow Six Siegeも飽きてしまい、何かFPS以外のゲームに挑戦したいし、生産性を微塵も考慮せず、時間を贅沢に浪費して、人間性を回復したい。少し文化的な行事を加えると、良い案配になるのかなと思う。

その昔、暗黒舞踏に嵌まっていた時があった。舞台だけではなく路上で演じる催しにも足を運んでいた。決して言葉では伝えられない物事、彼岸の彼方にあるようなものを体を使って表現しようとするその試みに、感銘を受けた。今年の夏休みは、尖った実験的な舞踊か演劇を観て、怠けきった脳みそに刺激を与えようと思う。外出もできるし、一石二鳥だ。山登りにも行きたい。友達や飲みに行くのも楽しいが、独りでできる趣味も大切だ。