ノマド探求

二次元移住準備記

相変わらずゲームばかりしている。

今月に入り、ようやく仕事が落ち着きそうだ。この二ヶ月間は、仕事が忙しかった。残業も多く、溜まった鬱憤はゲームで晴らしていた。夜遅くに終業した後、深夜までAPEXやOverwatch2で遊ぶ日々が続いていた。ゲームに夢中になると頭が真っ白になって、良い気分転換になる。ジョギングも良いが、走り始めると家に帰るまで止められない。もともとおしっこキャパシティが低く、頻繁にトイレに行く必要があり、歳を取ってからさらに頻尿に拍車がかかった。ゲームは気儘に始めたり止めたりできるので、おしっこの心配がなく、都合が良いのだ。

思い返すと、ここまで時間を費やすほどに嵌まった趣味は他にない。ゲームで遊んでいる時間は楽しいし、索漠とした現実を忘れさせてくれる。酒を飲んで酔っ払った時とは違い、没入感と高揚感が気を紛らわせてくれるのだ。ギャンブルの高揚感とは、ちょっと違う。どちらもハイになるが、走る馬や落ちるパチンコ玉に自分を一体化させはしない。車やバイクでツーリングする時の心境に近い。それともギャンブルも極めれば、自分が馬になったりパチンコ玉になったりする気分になるのだろうか。

自分を一体化しない現実忘却の手段として、試験勉強がある。以前は気分転換と暇潰しを兼ねて、喫茶店で検定の試験勉強をしていた。試験勉強は没入感よりも充実感の方が大きく、検定を取得した後の将来を夢想して味気ない現実を上塗りしてくれる。ゲームで時間を潰すよりも試験勉強をした方が有意義な休日を過ごせる。しかし、今の職場だと何の勉強をしても、全く夢を見ることができない。