ノマド探求

二次元移住準備記

来年はどうするか。

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今日から正月休みが始まった。年末はホテルに滞在して、ノマドワークの練習に勤しむ。今回は滞在先でジョギングに挑戦しようと考え、パソコンの他にランニンググッズを持ってきた。二泊するため、下着の替えも入れたら、そこそこの荷物になってしまった。海外旅行に行く時と同じように、貴重品を携行するショルダーバッグと衣類を入れるバッグの二つに荷物を分けた。

昨日は同じチームのほぼ全員が有給休暇を使って休み、私と派遣先の社員一人の二人だけで仕事納めをした。誰か一人でも出勤する必要があったため、仕方なくだが出勤した。一緒に出勤してくれた派遣先の社員は、早くに休暇の申請を出していたが、私一人が出勤する羽目になったことを見かね、急遽申請を取り下げてくれた。若い割には義理堅い良くできた奴だ。しかし、よくよく考えてみると立場が逆だった。それだけ派遣社員と派遣先の社員の垣根が低い、風通しの良い職場だとポジティブに捉えてみる。前の職場では派遣社員とは口を利かない奴もいたらしいし、今の職場で派遣社員を理由に不愉快な思いはしていない。職責はほぼ同じで、違う点は給料と福利厚生だけだ。できれば待遇も公平に扱って欲しいところだが、定年まで働く前提で雇われている者と、二、三年でとっとと他の職場に移る者との違いが、待遇に表れている。

今の職場では自分達の会社という意識が希薄な社員が多く、仕事がババ抜きとなっている。その点だけが、とても気になる。仕事は自分から作る、引き受けるものではなく、誰かに割り当てられて嫌々やる厄介なものなのだ。営利企業なのに、なぜか公務員気質がとても強い職場だ。だから派遣社員を含め、率先して仕事をする人はごく僅かだ。滅多に人も辞めさせられず、仕事をしなくても何も言われないので、居座る気満々の人たちは何人かいる。競争が働かない楽なだけの職場は存在理由はなく、やがて消滅するだろう。理想の職場なんてどこにもない。もう少しまとまった金を稼いだら、タイミングを見計らって他の職場に移るつもりだ。沈む船にいつまでも乗っているつもりはない。船長は気さくな人間なだけに残念だ。

来年も渡航制限が解除されずに日本を離れられないのであれば、今のプチ移住を念頭に置いた生活を変えようと思う。IT業界は多くの職場でリモートワークが主体になり、日本で念願のノマドワーカーになれる可能性が出てきた。アフィリエイトや胡散臭い情報商材に頼らなくても、あちこち移動しながら金を稼げるかもしれない。安全にシステムにアクセスできるネットワークとパソコンを開ける空間さえ確保できれば良いのだ。条件さえ満たせば、沖縄のビーチに面したゲストハウスからでも、箱根のひなびた温泉宿からでもリモートワークはできる。その準備として、まずは週末のホテルステイを通勤圏内から徐々に箱根の温泉宿まで進展したい。来年のどこかで、帯域の広く作業に支障が出ないモバイルWi-Fiを用意し、試すつもりだ。