ノマド探求

二次元移住準備記

ゴールデンウィークは何をするか。

最近、また忙しくなってきた。どういうわけか細かい雑務が次々と積み上がり、捌くだけで精一杯の日々が続いている。残業代でホクホクとお金が貯まる反面、充実感は微塵も感じず、ストレスも溜まる。鬱憤を晴らせる機会は飲み会ぐらいで、ストレスの大きさに応じて金遣いが段々と荒くなった。とは言うものの、風俗や博打で散財する金額に比べれば可愛いものだ。頑張る自分へのご褒美だと思って、今は許容しているが、何をするにも、やはりお金が必要になる。そろそろ節制を始めるつもりだ。

ゴールデンウィークの予定は、まだ何も立てていない。久しぶりにバックパックを背負ってタイかベトナムでプラプラしたいが、海外旅行に行くには出だしが遅すぎたようだ。航空券は軒並み高騰し、いつの間にか手を出せない値段になってしまった。国内旅行には興味が湧かない。けれども、去年と同じく飲み会で予定を埋めるのは、長期連休の使い方としてもったいない。せっかく独りで何かに集中できる時間だ。気合いを入れて、手を出したはいいが放置していたゲームを遊んでみようと思う。

オンラインゲームはAPEXやRainbow Six SiegeなどのFPSを中心に遊んでいる。FPSは中毒性があり、はまれば余裕で丸一日を潰すぐらい没頭できる。時間をかければ、そこそこ強くなれるので、やればやるほど面白くなるのだ。終業時間になると会社から貸与されたPCの電源を落とし、すぐさまゲーミングPCの電源を入れる。そして酒を飲みながら深夜まで戦いに明け暮れ、嫌な現実を忘れる。どんなに疲れていても、Aiming力が鈍るため、最低一日三十分のプレイが日課となっている。オンラインゲームは、もはや生活の一部だ。ただ、ネトゲ廃人となるため移住する世界としては、FPSは忙しすぎる。

しばらく前に、RPGの方が良くも悪くも人とのつながりは濃いだろうと、FF14を始めたが、ひたすら作業ばかりですぐに飽きてしまった。面白くなるまでに、MMOは時間の投資がそこそこ必要らしい。ゴールデンウィークは、FF14だけでなく、MMOの世界をじっくりと探ってみたい。新しく始めたゲームを楽しめるようになるまでには、慣れるための時間と気合いがいる。海外に移住するにしても、移住前に移住先の情報を集め、数回、下見をした後でさえ、現地の文化や習慣になれるまで時間がかかる。それと同じことだ。