昨日、丹沢にある大山に登った。晴天に恵まれ、夏かと思うぐらいの気候だったが、暑いながらも快適に登山を楽しめた。ゴールデンウィーク中のため、登山客は切れ目なく続き、子連れで登る人もチラホラといた。連休突入前は仕事が忙しく、何も予定を入れる気力がなかった。先週は丸々一週間、出張で時間を食われて仕事が捗らず、結局5月1日と2日は仕事をした。ゴールデンにはならないだろうと早くから分かっていたので、連休中はその日の気分で友達と飲みに行こうかなぐらいに考えていた。それでも、一回は遠出をする機会を作ろうと、昔の同僚にお願いして登りに行った。
当日は頑張って早起きし、伊勢原駅に八時前に到着した。同僚二人と合流した後は、バスでケーブルカーの駅に向かい、そこから男坂の登山道に入った。大山の登山道は良く整備され登りやすかったが、ここ最近の暴飲暴食がたたり体重が大幅に増えたせいで、大山寺に着くまでにはバテバテになった。男坂の階段を上るたびに息も上がり、汗が背中とハゲ頭から噴き出す。何よりも、去年はジャストフィットしていた登山用パンツが腹に食い込み、ズキズキと痛い。実際に下山した頃には腹回りがミミズ腫れになってしまった。大山寺から山頂までは本格的な登山道になる。今更だが、登山靴をAmazonで購入したせいでサイズが一回り大きく、つま先に力が伝わらない。休み休み、這いつくばりながらお昼過ぎに登頂した。
山頂で一服した後は、来た道を戻る途中で盛大にこけたが、大山寺に無事到着。膝が限界を迎えたため、同僚に頼んでそこからはケーブルカーを使って下山した。30分ぐらい並んで14時過ぎにケーブルカーに乗れたが、これから山頂を目指して登る人もいて、ちょっと驚いた。登山の格好をしていない観光客も少なからずいて、帰りの登山道ではペットボトルを片手に、その辺に散歩ついでに普段着で登って行く三人組のおっさんとすれ違い、その野性味に脱帽。バスで伊勢原駅に戻った後は、汗を流し疲労を回復すべく鶴巻温泉に向かい、スーパー銭湯で一服。それから新宿の飲み屋で焼き鳥を頬張り、家路に就いた。良い連休の一日になった。
